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写真展のお知らせ

ラボテイクのワークショップに参加している杉山次郎太さんの写真展のお知らせです。
とても広い会場での個展です。ワークショップと自宅とで頑張ってプリントされてました。
是非お出かけください。

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杉山次郎太 写真展
Cześć Polska ! 『ポーランドは滅びず』
期 間: 2010年6月17日(木)~6月23日(水)
   午前10:00~午後6:00(入場無料)
     最終日  午後3:00まで  日曜休館
会 場:アイデムフォトギャラリー 「シリウス」 電話:03(3350)1211   
 (東京メトロ丸の内線新宿御苑前駅そば)

【写真展案内】
国土の殆ど平坦地であるポーランドは、ドイツとロシアに挟まれ、攻められ易く守り難い地勢だった。 それを象徴してか、ポーランドの領土は建国以来大きく膨らんだり縮んだり、100年もの間世界地図から消滅したかと思うとまた復活している。 第二次大戦終盤、ワルシャワの街はドイツ軍に占領された。ドイツ軍を追撃中のソ連軍は、ワルシャワ市中心を流れるヴィスワ川対岸まで進攻し、ワルシャワ市民に対してドイツ占領軍への武装蜂起を促した。市民は一斉蜂起したが、ソ連軍は市民を助けようとせず、対岸から傍観し二十万人のワルシャワ市民を見殺しにした。
 ポーランド国歌に次の一節がある。「ポーランドは滅びず 我等が生きる限り 外敵の包囲 サーベルにて打ち破らん」ポーランドの人々は、東西冷戦が終るつい最近まで侵略の苦悩を引き摺って来たのだ。
数年前、ワルシャワを何度か訪れる機会に恵まれた。眩しい夏、黄金の秋、そして長く厳しい冬... 季節の移ろいの中、ポーランドの人々の営みをモノクロフィルムに焼き付けていった。私の出会ったポーランドの人々は、心優しくとても穏やかで、ウェットな感覚はむしろ日本人的で共感するものがあったが、心の奥に秘めている芯の強さは相当なものだ。自らを犠牲にしてでも他人に尽くすことを厭わない、その姿は昔も今も何ら変わらない。『ポーランドは滅びず...』
そんな美しく逞しい素敵な人々と向き合えたのは、私にとってとても幸せなことであった。不屈のポーランド魂の輝きに畏敬の念をこめて、彼らの生きざまをフィルムに写し留めたい一心でシャッターを切った。
(モノクロ約57点)

by labtake | 2010-06-05 15:43 | 展覧会